プログラミング

クラウドワークスで初案件を獲得するための営業文の書き方

こんにちは、みい(@w_michan69)です。
先日Twitterでまとめた、クラウドワークスで初案件を獲得するための営業文の書き方について、もう少し詳しく書きたいと思います。

こんな方にオススメです
  • 学習がひととおり終わったがまだ案件獲得していない
  • 営業文で何を伝えたら良いのかよくわからない
  • 営業を送っても返信がもらえない
  • 単価が低くても、経験としてまずは1件受注したい
【未経験・独学】最短2ヶ月!プログラミングで稼ぐ学習ロードマップこんにちは、みい(@w_michan69)です。 このブログでは、プログラミング未経験で学習を開始し、Web制作の案件でお金を稼ぐまで...

わたしは2021年7月1日から未経験・独学、パソコンも持っていない状態からプログラミング学習をスタートし、学習開始2ヶ月ではじめてクラウドワークスからWeb制作のお仕事をいただきました。
それから2021年9月末までの営業件数、受注件数はこんな感じでした。

営業件数:29件
受注件数:5件
受注金額:約12万円

はじめての営業で大切なポイント

  1. 経験を積むため、最低ラインまで価格を下げて提案
  2. 精一杯対応する気持ち、謙虚さ、実務経験がないことも素直に伝える
  3. 早めに応募、即レス

営業を始める前の準備

クラウドワークスのプロフィールを完成させる

営業を始める前に、まずはプロフィールを完成させます。
実際プロフィールよりも、よく見られるのでしっかり書くのはメッセージの営業文でいいのですが、充実しているプロフィールとそうでないものだと、やっぱり選ぶ側のお客様からすると、充実しているプロフィールの人の方が安心して発注できると思います。
わたしのクラウドワークスのプロフィールはこちらです→(プロフィール

プロフィール画像・名前

プロフィール画像は、必ず設定します。
顔写真の方が、どんな人にお仕事をお願いするのかわかって安心感を持ってもらうことができます。
名前はわたしは本名は公開していませんが、応募する際に簡単なプロフィールを記入して、そこに本名を書いています

ワーカー情報・スキル登録・ポートフォリオ

簡単に、自分のできる範囲で良いのですべて登録します。
特にワーカー情報の自己PRの欄が一番よく見られる部分だと思うので、そこにお客様に伝えたいことを詰め込みます。

これといって実績がないわたしは、

  • 丁寧に対応すること
  • レスポンスの早さ
  • 報告の徹底

を記入しました。

本人確認書類提出・NDA(機密保持契約)

こちらの提出も済ませておきます。

営業文の書き方

ここから、営業文の書き方を説明していきます。

お客様の依頼詳細をコピー

お客様は、クラウドワークスのテンプレに沿って依頼内容を書いているケースが多いです。
それを全てコピペし、それにひとつひとつ対してお返事を書きます。

【 依頼内容 】
・依頼工程:デザイン、コーディング、レスポンシブ対応、SEO対策
→可能です。
・作業ボリューム:◯ページ程度 など
→承知しました。
【 提供素材 】
・ワイヤー、ラフ案:あり / なし(相談したい)
→相談しつつ決めていけたらと思います。
・画像、文章等:あり / なし(相談したい)
→こちらで探してご提案することも可能です。
・サーバー、ドメイン: あり / なし(相談したい)
→わからない場合、サポートいたします!
【 デザインイメージ 】
・ターゲット層:20〜40代ビジネスマン
・雰囲気:シンプル、スタイリッシュ、フラットなデザイン
・参考サイト: ◯◯◯のサイト / https://crowdworks.jp
→私自身○○○なデザインが得意です。
 今回、ターゲット層が○○なので・・・なデザインを考えています。
 丁寧なヒアリングと修正対応でイメージ通りのホームページを制作いたします。
【 納期 】
◯◯までに納品希望
→承知しました。
○日にご契約いただいた場合、○日頃には納品が可能です。
【 契約金額(税抜) 】
◯◯万円くらいで見積もりをお願いします。
→○万円でお任せいただけると嬉しいです。
もしかしたら他の方より低価格でのご提案になるかもしれませんが、最後まで責任を持って納品させていただきます。

契約金額の決め方

経験を積むため、と思いほとんどの案件に1万円で応募しました。

  • 1〜5万円の案件→1万円
  • 5〜10万円の案件→3〜6万円
  • 10〜15万円の案件→8万円

くらいの感覚で金額を決めて応募していました。
さすがに15万円の案件に1万円で・・・というのも少しおかしいかなと思ったので。
また、価格が低すぎると逆に不安に思ってしまうこともあるため、低価格ではあるけど、責任を持って最後までやり遂げることをしっかりお伝えしました。

即レスのお約束と+αできること

自分がサービスとしてできることを、わかりやすく箇条書きで記入します。

・いただいたメッセージには気づき次第すぐお返事いたします
・細かい修正に対応できます
・納期までに必ず納品します

・サーバー、ドメインの取得をサポートします
・オンラインでの打ち合わせが可能です 

たぶん経験豊富な方だと、しっかりとしたSEO対策やマーケティング、広告運用などの知識もあったりして、すごくお客様にとってのメリットがたくさんあると思います。
しかし経験がないと、+αできることってそんなにありません。
なので、お客様への気遣い、丁寧さなどをしっかりアピールすることが大切なのかなと思います。
謙虚に、精一杯対応することを自分の言葉で素直に伝えます。

クラウドワークスは相手がどんな人なのか、実際依頼してやりとりするまでわからないので、お客様は誰に依頼するのか、少し不安に感じながら選んでいます。
だから、「この人になら安心して頼めそう!」って思ってもらえるようにする文章を書くことを意識しました。

簡単な自己紹介

・本名(フルネーム)
・年齢
・職業
・住んでるところ

・プログラミングをはじめたきっかけ
・スキル(HTML・CSS・JavaScript・Photoshop)
・制作物(添付ファイルに添付)

名前(フルネーム)や年齢、職業・住所などは、安心してもらうため記入します。
自分がどんな相手にお仕事を依頼するかって、知りたいと思うんです。
制作物は複数あるのであれば、お客様のイメージしているサイトに近いものを添付します。

大事なのはプログラミングをはじめたきっかけの部分

わたしは、プロフィールにプログラミングをはじめたきっかけを書いたところ、こんな言葉を頂いて、初案件を受注しました。

「素晴らしい実績をお持ちの方から沢山の応募がありましたが、みいさんが新しい挑戦をしていることを知り、応援したいと思います」

クラウドワークスでは1つの案件に50人以上も応募があることも珍しくないので、実務経験、実績がないとなかなか選んでもらえないこともありますが、最初のうちは正直に活動しはじめたばかりであることを伝え、その上で精一杯対応させていただく気持ちをお伝えすることが大切です。

初心者ですので多めに見てください…って保険をかけるということではないです!
実務経験はありませんがどのくらいの実力があり、丁寧に対応できることを伝えます。

ちなみにこの案件の応募数はこんな感じでした…!

応募する案件の選び方

わたしはクラウドワークスで8月中旬〜9月中旬にかけて29件の営業メールを送ったのですが、そのうち案件を5件受注しました。
営業した件数は決して多くはないです。
しかし未経験からの営業では、結構受注率は良い方なのかなと思います。

無理になんでもかんでも応募しても時間がもったいない気がしたし、闇雲に応募してお客様の思った通りのものができないことが一番良くないことなので、自身を持ってやりたいと思える案件を狙って応募しました。
その応募した案件の選び方を紹介します。

高額すぎる金額は避ける

20万を超える案件への応募は避けました。
もちろんこれから先、もっとスキルアップして挑戦したいとは思っているのですが、完全未経験で実績もない人に高額な案件を任せたいと考えているお客様はたぶん少ないです。
ある程度いくらお金を払っても良いので、完成度の高いものを望んでいるのだと思います。
そこまでのクオリティのものを制作できる自身もまだなかったので、高くても15万円までの案件を選んでいました。

なるべく早めに応募、メッセージには即お返事する

なるべく募集がはじまった当日に応募します。
お客様は応募期限がまだ先でも、午前中に募集をかけた場合、その日の夜には気になった人に返信していることがあります。
その後に応募しても遅いので、なるべく常に募集をチェックして早めに応募するようにしています。
お返事があった場合は、遅くても1時間以内に対応するようにしていました。

自分にあった案件を選ぶ

いろんな案件に応募しましたが、わたしが実際受注できた案件は、美容クリニックのホームページやランディングページ、赤ちゃんに関する商品のホームページ、オンラインスクールのランディングページ等、女性向けの自分が得意なデザインのものばかりでした。
選んでくれたお客様の中には「デザインのイメージが近かったため」と言って下さったりしました。
わたし自身コーポレートサイトのような男性向けやスタイリッシュなデザインが苦手だったため、そういう案件ではなかなか選んでもらえませんでした。

約1ヶ月間営業した結果

わたしが約1ヶ月間で営業した結果は

初案件獲得までの営業件数:18件
合計営業件数:29件

合計受注件数:5件

初案件までは約2週間で18件送ってやっと1件だったのですが、その後2週間の19〜29件の10件の間で4件の案件を受注しました。
1件実績があるだけで、そこから受注できる確率がグッと上がったのがわかりました。

まとめ

今回、クラウドワークスでの営業文の書き方についてまとめましたが、いちばん大切なポイントは

自分の言葉で気持ちを伝えること、素直さ、安心感

未経験ではあるけれど、どのくらいレベルのスキルがあるのかを伝え、責任を持って納品すること、精一杯丁寧な対応をすること、安心感を与えることで選んでもらうことができると思います!

このブログを読んで、未経験から初案件を受注することができる人が1人でも多くなれば幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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